終業式講話
一学期終業式を迎えました。
新型コロナの感染拡大に歯止めがかかっていません。
担任の先生から注意していただいていると思いますが、再度私からも話しますのでしっかり聞いてください。
①基本的な感染防止策をしっかり実行してください！
②特に、マスクを外す食事の場面は注意を要します。
③食堂で、テーブルのパーテーションをずらしたり、床に置いている生徒たちがいます！（NGです！）
④学校帰りに、生徒同志で店に入っての飲食は厳に慎みましょう！
⑤更衣の時は話しを控え、更衣後はすみやかに部屋から出るようにしてください！
以上です。
今日の終業式は、最初に熱中症に関するビデオを１０分程度見てもらいます。
企業向けですので、少し学校とは合わないところがあります。
二日酔い等の表現があります。それではお願いします。
さて、明日から夏休みに入りますが、夜中の夏空を一度見上げてみてください。流れ星をみることができるかもしれません。
今日の終業式はその「流れ星」の話をします。
流れ星を見たことはありますか。
流れ星として、よくマスコミでも取り上げられ話題に上るのは、水瓶座流星群、双子座流星群、獅子座流星群などがあげられます。
「流れ星」に願い事をすると、願い事や夢が叶うと言われています。
「願い事」を流れ星が流れている間に言えた人はいますか。
では、どうして「流れ星」に願い事をすると、願い事や夢が叶うといわれているのでしょう。
流れ星は願いを叶えてはくれません。
流れ星は一瞬で流れて消えてしまいます。
光っている時間は１秒足らず。0.5秒～0.7 ／0.8秒位だそうです。
何か願い事を言おうとしても、すぐに思いつかずに「えっと……」と考え込んでいたら、あっという間に流れ星は消えてしまいます。
でも、そこで、もし願い事を言うことができたとしたら……。どうでしょう。
それはいつも自分が「そうなったらいいなあ～～」と願うことができている証拠で、自然と自分がそちらの方向に進んでいることになります。
ですから、「願い事」「願望」「夢」は「目標」に変わってきていることになります。
流れ星に願い事が言えた時点で、気持ちは「本気」、「夢」の実現に確実に近づいているといえます。
「目標」が定まれば、次に、目標達成のために必要なことは何かを考えるのです。
そうすると達成のための知恵が沸いてきます。
そのためにどうすれば良いかという知恵が生まれてきます。
その知恵が生まれ、実践していくと君たちは飛躍的に伸びることになるのです。
ただ、君たちの中でも計画をみっちり立てて、万事うまく慎重にやって、いい結果をだそうとばかり考えている人も多くいます。
今のコロナ禍の中、どんないい計画を立てていても結果は出にくいかもしれません。
ですから、最初から結果は気にせず、思い切って踏んぎりを付け挑戦する、覚悟を決め一歩踏み出すことが大切です。
「夢」「願い事」を目標に近づける夏休みにしてください。
これで終業式の講話を終わります。