ラグビー部OB木田晴斗 またも2トライの活躍、今季2度目のPOM 昨季4位の難敵 東芝ブレイブルーパス東京に完勝
2月25日(土)、この日は昨季、クボタスピアーズ船橋・東京ベイとともにプレーオフに進出したリーチマイケル選手擁する難敵東芝ブレイブルーパス東京との対戦。木田選手はこの日も先発出場を果たし、眩いばかりの輝きを放った。
まずは前半12分、敵陣22mライン付近でパスを受けた木田選手は巧みなステップで相手選手4人を翻弄し、タックルを受けながらもほぼフリーの状態で待ち構えていた根塚選手にオフロードパスを通し、トライをアシストした。続いて前半23分、先ほどと同様の地点での連続攻撃の場面では、アタックラインの背後に位置していた木田選手をマークするために薄くなったDFラインの穴を南アフリカ代表でもあるマルコム・マークス選手が突破し、トライ。クボタスピアーズ船橋・東京ベイは前半を27対15のリードで折り返した。後半8分には先週のダイナボアーズ戦と同様に敵陣右サイドからのバーナード・フォーリー選手のキックパスに対し空中戦での強さを見せ、ブレイブルーパス濵田選手とのボールの奪い合いになりながらも木田選手が奪い取り、そのままインゴール中央まで独走、この日一つ目のトライを挙げた。持ち味のランニングスキルだけではなく、身体能力の高さを見せつける見事なトライだった。さらに後半18分、ブレイブルーパスのニコラス・マクラカン選手のロングパスのコースを読み切った木田選手がインターセプト、追いすがる相手選手を振り切り、約60mの独走でこの日二つ目のトライを挙げた。これで今季は11トライとなり、現在トライランキング1位のサンゴリアス尾﨑晟也選手に「3」差の2位につけ、依然として熾烈なトライ王争いを繰り広げている。試合終了間際の79分にはまたも力強いランニングを見せ、ゴールラインまであと30cmというところまで迫る場面もあり、最後の最後まで直向きな全力プレーで私たちを楽しませてくれた。この活躍が認められ、この日は今季2度目となるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(試合の最優秀選手)を受賞した。
いよいよ次節は首位を走る昨季王者の埼玉パナソニックワイルドナイツとの今季無敗同士の激突だ。先日、本校を訪れた時にもワイルドナイツの強さを語っていた木田選手がどのようなプレーを見せてくれるのか。
注目の試合は3月4日(土) 15時キックオフ、本校OBの木田選手に注目し、熱い応援をお願いしたい。
写真提供 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ