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2023/11/13 中学校

社会問題スタディツアーに参加しました(中学3年生)

11月8日(水)、9日(木)の両日、中学生は株式会社Ridilover(リディラバ)が主催する「社会問題スタディツアー」に参加しました。

1日目は4つのツアーに分かれて参加しました。社会問題が起こっている現場、社会問題の解決に取り組んでいる現場を訪れ、自分の目で見て、当事者の声に耳を傾け、社会問題を肌で感じながら学びました。

〈ツアー内容〉
1. 棄てられる食品から、地域全体の問題解決を考えるツアー

2. 障害のある人との交流を通して、 障害とは何か考えるツアー

3. 日本の伝統芸能 “能楽”を次の世代へ繋ぐための魅力を探求するツアー

4. ホームレス問題の支援者と当事者の話から、 現代「貧困」を考えるツアー(大阪市)

2日目は学校で学びを深めるワークショップを行いました。現場では何が起こっているのか、社会問題に関係するそれぞれの立場の人たちが何を求めているのか、問題を解決するためにどんなハードルを乗り越えなければならないのか、などなど。一筋縄ではいかない社会問題を相手に悪戦苦闘し、1日の終わりにはぐったりと疲れ切っていた生徒たちでしたが、その表情には充実感もみなぎっていました。

 

〈参加した生徒の声〉
今まで少しは障がいを持った方のことやバリアフリーに興味はあったけど、知らないことばかりでした。障がいを持っている持っていないにかかわらず、それぞれ自分の幸せを追求しているからこそ、互いのことを知らないまま差別したりしてしまうのだと思いました。でも、障がいを持っている方も、何も変わらないんだなと昨日の交流を通して思いました。ハンデを持ちながらも、自分をしっかりと持っていて強く生きている方なんだな思いました。だから私達も私達なりに今回学んだことを活かして、これからどう生きていくべきなのか、そしてどう共存していけば良いのかをさらにこれから学んでいきたいなと思いました。今回学んだことは社会問題のほんの一部に過ぎないと思うので、これからもどんどん学びを探求していきたいです。