関西大倉中学校・高等学校

野生動物学初歩実習　中間発表実施

１１月１９日（日）
研究の中間発表です。京都大学野生動物センターの一室を１日お借りしました。
午前中はグループごとに複数のジュニアアドバイザーの指導の下、パワーポイントを使ったプレゼンを完成させていきます。データ分析やまとめ等は前日の夜遅くまで、オンラインでやり取りして作り上げました。研究内容への考えも深くなってきているのでスライドにして発表となると、まとめていくのが大変そうです。

発表は昼から行い、野生動物センターのシニアアドバイザー山本先生もお越しくださいました。
この後の研究内容の進め方によって、テーマ名は変わるかもしれませんが、今回発表した内容はこのような感じです。

キリン：年齢の異なるオスキリンの社会的行動の比較
シマウマ：シマウマとキリンの共同展示の優位性について
ゾウ：京都市動物園のアジアゾウの常同行動と他個体との関連性
フサオマキザル：行動観察の分析と順位について
ペンギン：飼育下のフンボルトペンギンにおける社会的行動

各グループ、約３０分の持ち時間で発表と質疑応答、先生や他グループからのアドバイスをもらいました。
９月末の文化祭で発表した内容とは違い、かなり深いものとなり、分析も工夫され、面白い内容となってきました。ここからもう１段階アップ。来週からの観察内容のデータも追加してさらに考え工夫をし、最終発表に向けて頑張ってくれると期待しています。