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2024/09/18 次世代型教育

野生動物学初歩実習 動物学会(長崎大学)

日本動物学会(第95回長崎大会)高校生ポスター発表でフサオマキザルの研究班が発表しました。
発表までの時間に、一般公開されている「動物の広場」にも参加させていただきました。ここではいろいろな大学や研究施設からの展示があり、水産系の発表を中心に、実際に見て触れて実験もすることができました。熱帯ツメカエルを触り、ウニの発生実験をしたり、単細胞生物の動きを顕微鏡で見たり。研究者から直に指導してもらいながら、貴重な体験を楽しめたようです。そしていよいよ高校生ポスター発表。全国から49チームが参加する大規模な発表となりました。奇数番号、偶数番号に分けて1時間ずつのポスター発表が行われ、研究者や発表者、一般の参加者で会場はいっぱいです。後半の発表であったため、前半は他の高校の発表を自由に聞いて回りました。菌、昆虫や海の動物、爬虫類、哺乳類など幅広い研究テーマで、非常に興味深いものばかりです。十分に堪能し、自分たちの発表に臨みます。たくさんの人に立ち止まって話を聞いてもらうには短い時間で効率的に魅力を伝える力が大切です。はじめは緊張した様子でしたが、研究の楽しさや内容を伝えているうちに活き活きとした表情で楽しんでいる様子がうかがえました。
色んな所で発表の機会を与えていただけること、そして発表にこぎつくところまで指導に協力していただいている京都大学のアドバイザーの方々や共同研究していただいている北野高校の生徒たちに改めて感謝の思いです。
今年の研究テーマも進んでいます。これからますます忙しくなります。
9月末の文化祭での活動報告。10月には京都大学での中間発表。それと日本人類学会への参加も控えています。