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2022/11/21 すべて次世代型教育

2022野生動物学初歩実習報告

11月20日(日)。今日も9時から京都市動物園での活動です。3つのグループごとに今日の活動で進めていくポイントについてミーティングを行い、観察記録を開始しました。
カモの観察グループでは“呼吸数”や“まばたき”などを湿度・気温と合わせて記録しています。水鳥舎では複数の種類の水鳥が飼育されており、個体識別をしながらの記録は大変そうでした。飼育員の方にどの種類が何羽ずついるのかお聞きして、足輪の色をチェックしつつ進めていました。
ミーアキャットを観察しているグループでは、ミーアキャットが何をどの程度見ているのかを記録しました。動物園の来園者や遠くを走る車の行き来を見ている様子があり、どのような傾向がみられるのか楽しみです。観察している生徒たちを逆に観察しているような様子で凝視するミーアキャットの姿が愛嬌たっぷりでした。
気温湿度に応じて“まばたき”の様子を調べているグループでは、哺乳類のいろいろな動物での違いを観察していました。
曇天で気温も低い中での長時間の観察でしたが、京都大学の学部生(ジュニアアドバイザー)の指導の下、生徒同士相談し試行錯誤を繰り返して観察記録をとっています。時間を忘れて没入して取り組んでいる姿、生き生きと活動している姿は、“好き”なことに取り組めていると感じさせられます。
昼と夕方(終わりの)のグループごとのミーティングでは軌道修正や今後の進め方など話し合い、長い時間をかけていました。次回の活動は27日(日)。寒くなってきているので防寒対策をしっかりして頑張ってください。