12月28日(水)京都大学総合人間学部 「舞台芸術論演習B」を見学させてもらいました。
12月28日(水)に、今年度において京都大学総合人間学部の桒山智成 教授の受け持たれている「舞台芸術論演習B」を、高校2年生有志9名で見学させてもらいました。同授業の目的は、シェイクスピア作「マクベス」を、台詞の韻律や背後の思考・感情、アイコンタクトを考慮した上で実演し、作品の構造や演劇的性質を考察することにあります。この日の内容は1月18日(水)に本公演を控えた、ギター・パーカッションの効果音を交えた上での台本の通し読みでした。履修生はもちろんのこと、Teaching Assistantである院生の方2名に加え、桒山先生自らも、時節柄帰省している受講生の代わりに台本を読んで演じてくださいました。
同授業を履修している総合人間学部を始めとする複数の学生によるperformanceを本校生は食い入るように見学しました。
通し読み終了後には、学生の方々の多くから「観客の視線を感じて台詞を発するのは、本番に向けていい刺激になった」と言っていただきました。
授業終了後は、ご厚意で質疑応答の時間を設けてもらいました。「舞台芸術論演習Bを履修した理由」「総合人間学部を選んだ理由」や、受験勉強についてのアドバイスなど、個別の質問に最後の1人になるまで答えていただきました。中でも、特に複数の学部生・院生の方から出てきた「桒山先生がいるから、総合人間学部(または人間環境学研究科)に来た」というのは、本校生にとっては大変新鮮であったと思われました。
また、総合人間学部ゆかりのヒマラヤ杉で作成されたコースターを記念にいただきました。
京都大学を志望している、総合人間学部を志望している、文学研究を志望している、演劇に興味があるなど有志生徒の参加動機は様々だったでしょうが、今日の体験を大事にして今後の行動に活かしてくれればと願います。