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2023/08/22 次世代型教育

京都大学高大連携プロジェクト「野生動物学初歩実習」

8月16・20日
夏休みの期間はテーマごとのグループの活動が中心となっています。
16日は台風明けの活動。動物園は枝葉の後片付けで大変そうな中での実習でした。ゾウ班とペンギン班の活動です。
両班ともビデオを使った映像分析をするため、暑い中ですが決めた計測時間の撮影を行っています。ゾウ舎には観察スペースに屋根とミストがあるので、三脚で固定してとっていますが、それでも大変です。ペンギン舎のほうは屋根のある場所がなく、炎天下になるので熱でカメラが壊れないように手持ちで保冷材を当てて冷やしつつ、微動だにせず撮影をしているため、かなり大変そうです。
みんな熱中症にならないように水分と塩分を補給しつつの観察です。
ペンギン班のほうは動物園の協力をいただき、もう少し涼しくなればペンギン舎の中に固定カメラを置かせていただく予定です。観察(屋外)とデータ整理&クールダウン(室内)を繰り返して活動しています。
20日はフサオマキザル班のみの活動となりました。
フサオマキザルは動きが早く頭数も多いので、識別しながら目で追うだけでも大変です。
ジュニアアドバイザーの大学生にも手伝ってもらって記録を進めています。
気温39度にせまる暑さ。アスファルトの照り返しもあって強烈な体感温度になっています。連続しての記録は20分くらいが限界。1時間ごとに区切り、20分観察(屋外)と40分(データ入力とクールダウン)を繰り返して活動してます。
休暇中の暑い中、ジュニアアドバイザーの皆さんも毎回参加していただき、丁寧なミーティングやアドバイスをいただいています。本当にありがたいです。
データもだんだんたまってきました。京都大学で行う中間発表の前に、本校の文化祭で“プレ中間発表”を行う予定です。それまでには形になるように頑張りましょう。