高大連携講座「学問体感 Vol.5」を、熊本大学 理学部 理学科 物理学コース・高橋慶太郎先生にご実施いただきました。
今回の学問体感は、熊本大学 理学部 理学科 物理学コースの高橋慶太郎先生に「地球外に生命はいるか? ～宇宙生物学の挑戦～」という講義をオンラインで実施いただきました。
誰もが一度は考えたことのある「宇宙人はいるのか?」という問いを、科学的に考察していただきました。また、宇宙を科学的にとらえるときに必要なのは、物理学であるということにも気づかせていただきました。
受講生徒は
『地球外に生命はいるのか、という今回のテーマに興味を覚え参加しました。「SETI」について「まるでアニメのような発想だなあ」とおもしろく感じました。でも、「もし宇宙人がいたら」、「地球外に生命がいたら」と考えるととても夢が広がると思いました。天文学や宇宙生物学についてもっともっと知りたいと思いました。とてもおもしろい講義をありがとうございました』（中3）
『今ある知識で見えなくても、その存在を証明できることに感動しました。きっと昔の宇宙を好きな人が、ずっと夜空を見上げていたから星の色の違いに気づき、知識を応用して見えなくても証明できたのだと思いました。私も不可能と切り捨てるのではなく、今ある最大限の知識で考えを深め課題解決をめざしたいと思いました。また、今ある文明がどうなっていくかなんて誰にもわからないけど、すでにある答えに頼るのではなく、自分で考えることが大切なんだなと気づきました』（高1）
『文系を志望していますが、物理学や生物学・天文学を知らなくても理解できるようなお話でとても興味深く感じました。貴重な経験ができました。ありがとうございました』（高1）
講義終了後は質問にもご対応いただきました。
「知らなかったことを知る」、「わからないことを考える」おもしろさ、学問の本質を教えていただいたように思います。高橋先生、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。（阪口）