2023年12月19日 大阪大学留学生との交流
昨年12月19日、本校の中学3年生から高校2年生の19名が大阪大学の留学生たちと交流をしました。この交流は毎年実施しており、テーマに関して10回ほどの事前学習を経て、留学生たちとディスカッションをします。今年のテーマは「多文化共生」でした。
生徒たちは海外から来日したある中学生に関する事例を読み、そこにある問題点を考え、解決すべき課題について、当日留学生たちとディスカッションをしました。
19日、13時半頃に留学生たちが到着。生徒たちは留学生の名前が書かれたウェルカムボードを持ち、緊張した面持ちで留学生を迎えます。視聴覚教室までお互いの自己紹介をしながら歩いていき、少しずつ緊張がほぐれてきたようでした。
いよいよ交流がスタート。最初は、留学生の出身国あてクイズゲームを行いました。生徒たちはyes, noで答えられる質問をしながら留学生たちの出身国をあてていきます。各班に3名ほどの留学生に入っていただきましたが、すべての留学生の出身国をあてることができたのは1チームでした。
そのあとは、お互いの国や文化に関するクイズをそれぞれ1つずつ出し合うという「ワールドトリビアクイズ」ゲームを行いました。クイズをしながら楽しくお互いの文化などについて知ることができました。
いよいよディスカッションです。生徒たちは事例について、自分たちが考えた問題点について一生懸命説明をします。また留学生たちも、ご自身の経験を共有してくださいました。そのうえで、解決するべき課題についてディスカッションをしました。留学生のサポートもありながら、生徒たちは自分の考えを一生懸命、英語で表現していました。最後は時間が足りないほど、ディスカッションが活発に行われていました。
交流後、和太鼓部の生徒さんのご協力をいただき、留学生たちは和太鼓体験をしました。和太鼓部の皆さんから3曲披露していただいたあと、和太鼓体験をしました。留学生からは「とても楽しかった」というお声をいただきました。
コロナ禍以来、4年ぶりの対面での交流でした。オンラインでのよさもありますが、やはり対面での交流はさらに有意義で楽しいものとなりました。