2024/05/17
高等学校次世代型教育
5/16(木) 高1CLIL探究学習 第2回「バナナから考えるフェアトレード」
高校1年生の総合的な探究の時間は「さまざまな社会問題について英語で学ぶ」CLIL学習を行います。1年生のうちは、あらかじめ設定されたテーマやトピックを使って、情報の整理や分析、まとめ方、課題の設定の仕方について学んでいきます。
今回のトピックは、高校生にとって身近な「バナナ」。みんなが食べているバナナはどこで作られたものなのか、バナナ農家の人たちはどんな暮らしを送っているのかを知り、「フェアトレード」という概念について学びました。
労働搾取は良くない。フェアトレードを実現するべきだ。でも、そのために1房200~300円で買えるバナナに1000円払うことになるとしたら…。一筋縄では解決しない社会問題の難しさに直面し、生徒たちは考え込んでいました。
そこでぶつかった壁から、さまざまな問いが生まれてきました。
- 日本で取り扱われているフェアトレード商品はどんなものがあるのか
- フェアトレードをたくさんしている国はどういう方法を取っているのか
- フェアトレードを信用していない国は、一体なにを信用していないのか
- 日本でもフェアトレードを信用している人たちは少なくないのに、なぜフェアトレード市場は小さく留まっているのか