8月3日、第17回高校生模擬裁判選手権が大阪地方裁判所で開催されました。
模擬裁判本番!
8月3日、第17回高校生模擬裁判選手権が大阪地方裁判所で開催されました。
メンバー12人がこの日のために議論を重ねてこの大会に臨みました。
支援弁護士の2名の先生には、お忙しい中、何度も学校まで足を運んでいただきご指導をいただきました。
また尋問・質問・論告・弁論とも何度も修正する中で、時間を問わずアドバイスをいただきました。
模擬裁判は事実を的確に把握して多角的な視点で考える力、論理的に意見を構成する力、意見をわかりやすく他者に伝える力を
育成することを第一の目的としています。
また法のもとに事件を解決することに関心を持ち、主体的積極的に参加する態度を養うことや、刑事裁判の原則の理解、法教育や
法曹関係の方々との交流が期待できます。
期末考査が終わってからの短期決戦となりましたが、クラブとの掛け持ちの生徒も多くメンバーがそろいにくい中、みんな頑張ってくれました。
当日はくじ引きの結果、午後の部の試合となり、対戦相手は大阪教育大学付属天王寺校舎。本校が検察官側で、相手校が弁護側となりました。
作り上げていった内容だけでなく、攻防の中でお互いに相手の論をくみ取って議論を組み立てることができており、集中した張り詰めた雰囲気の中であっという間の裁判でした。どちらの学校もここに至る努力が十分に発揮できていたように感じます。
残念ながら入賞は逃しましたが、素晴らしい経験となりました。講評では、複数の先生から本校の工夫した部分を褒めてもらい、レベルが高かったと評価してもらいました。
試合が終わった後、法廷の中での記念撮影の許可をいただき、裁判官や検察官の席に座らせていただいて、みんな大喜びです。
すべてが貴重な1日でした。
日本弁護士連合会の皆さま、大阪弁護士会館の皆さま、支援弁護士の板崎先生、竹田先生。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。