Topicsトピックス

2024/11/28 高等学校次世代型教育

11/21(木) 高1CLIL探究学習〈“教育”編〉第6回「インクルーシブ教育」

高校1年生の総合的な探究の時間は「さまざまな社会問題について英語で学ぶ」CLIL学習を行っています。

1年生のうちは、あらかじめ設定されたテーマやトピックを使って、情報の整理や分析、まとめ方、課題の設定の仕方について学んでいきます。また2学期からは英語での意見発表にも挑戦していきます。

2学期のテーマは「教育」です。今回は「インクルーシブ教育(Inclusive Education)」という概念について学びました。インクルーシブ教育とは、障害の有無に関わらず、皆が同じ場面で学べる機会を保障するものです。世界では障害を持っていることを理由に、多くの子どもたちが学校に通えていないという実態があることを学びました。そして、インクルーシブ教育の実現は障害のある子とない子、保護者や教師、それぞれの立場にどんなメリットをもたらすのかを考えました。生徒は以下のような問いを立て、時には英語で書かれた資料も読みながら調べを進めました。

  • アジアやアフリカで高校に通えていない子どもが多いのはなぜ?
  • 障害があっても学校に通えるように、国はどんな支援をしているの?
  • イタリアでは特別支援学校(学級)に通っている子どもがほとんどいないのはなぜ?
  • インクルーシブ教育は障害のない子どもにとってもメリットがあるの?